僕らも智慧を使って頑張ってます! 共働きパパの本音座談会(2015年3月号)

育児に仕事に、智慧を使って頑張るママたち。そんな妻を支えるために、パパも毎日頑張っています!共働きパパ3 人に、いつもは言えない妻への気持ちや育児のおもしろエピソード、楽しい家庭を作るためのキラッと光る智慧を語っていただきました。

 

父親が考える仕事と家庭のバランス

――まず最初に、奥様のお仕事と家庭のバランスについて、どう感じていますか?

A 家事に関しては、子供もいるとどうしてもすぐに家中汚くなってしまうので、ある程度は割り切って多少散らかってても見ないふりをしてます。

B おじいちゃんやおばあちゃんも同居したりしてないと、なかなか人手も足りないしね。無理をしすぎないのもひとつの手です。

C 母親も働いている分、手が回らないのは仕方ないよ。でも夜遅くとか、夕飯時に仕事の電話がかかってきて、ずっとそっちで話し込んだりするのはちょっと気になりますね。

A 確かにLINEがひっきりなしにポンポン鳴ってると気になっちゃう(笑)。

B 仕事の優先順位と収入のバランスも難しいですね。奥さんが働かないと成り立たない家庭と、そうじゃない家庭とでは微妙に違ってきますから。

C うちの奥さんは元々超キャリアタイプなんですけど、今は子供が3人いるから身動きが取りにくいみたいで、仕事の方は少し押さえてくれてます。

A いつかいい意味で爆発しそうですね(笑)。「私は自由に働く!」って。

C 「今は子育ての修行中」ってよく言ってます(笑)。子供って、小学校に上がったらすごい楽になるじゃないですか。全員小学生になって手が空いたら、一気に仕事にいきそうな気がします。

B うちの奥さんは、もうバリバリ仕事タイプ。子育てに関しても、「私の背中を見て育て!」って感じで、父親がふたりいるみたいです(笑)。

AC (笑)。

 

「相手の言葉を素直に受け止めることにしました」

C Aさんのところは、仕事も一緒だとケンカにならないですか?

A 昔はよくケンカになりました。夫婦だから、注意をするのにも遠慮がなかったんですよね。でも今はお互い「言わなくていいことは言わない」って。あとは時々何か言われても、昔は反射的に怒っていたのを「それもそうだな。僕のために言ってくれてるんだよな」って素直に受け止めて、納得するようにしました。

C なるほど。確かに結婚当初は許せなかったことも、だんだん許せるようになってきますね。許せるようになったから、続いてるんだろうなって。奥さんの方もそう思ってるんでしょうね。

A あと、女性って子供が産まれると強くなるね。年々成長してるからすごいと思う。

B 男はあまり変わらない(笑)。

C 父ちゃんはいつまでたっても“男の子”だから弱いまんまなんだ
けど(笑)、女性は強くなりますね。

 

男の手料理成功編&失敗編

――皆さん、家事の分担はされていますか?

C 元々料理を作るのが好きなので、休みの日は僕がご飯を作ってます。それとトイレ掃除は僕の担当ですね。

A 僕はときどき洗い物をやったり、奥さんが仕事の日は、子供にお昼ご飯を作ったりしてます。

B 偉いなあ。僕はあんまり……。奥さんがキャパオーバーになって、これはダメだろうなってときにちょっとお皿を洗ったりするくらいで。

A 何かひとつでもやった方がいいですよ。

B 「男は絶対に家事をしない!」っていう昔ながらの家で育ったせいか、家事を“やらない”っていうより“分からない”んですよ。教えてもらったら、できるようになるのかもしれない。

C 確かに、家庭環境の影響はあるかもしれませんね。うちは母子家庭だったので、自然と料理を作るのが身に付いてる。家事もやってみると案外楽しいですよ。

A たまに子供にご飯を作ると「パパのチャーハンはおいしい!」って喜んでもらえてうれしかったりね。ママと違って、味も濃いし、お肉も油も節約しないから(笑)。

C 確かに、その方が子供は喜ぶんですよね。Bさんも、何かひとつお手伝いどうですか?

B 実は僕、料理は全然ダメなんです。前に1回だけおかゆを作ったことがあるんですけど、変なだしを入れちゃったみたいで、「何これ?」って、ひと口だけ食べて終わったことがあります(笑)。

AC (笑)

パパ座談会

C だったら米研ぎ係とかいいですよ。夜にお米を研いで、炊飯器にセットしておくとか。

B それなら時間がなくてもできますね。それを担当にしようかな。お米を炊くくらいなら、僕にもできます(笑)。

「ご褒美をあげるときはお姉ちゃんから」

――皆さん上の子がちょうど同じ年頃ですが、下の子の面倒を見てくれたりはしますか?

B うちは年が近いので、もうケンカばっかり。泣かせ合いですよ。ただ妹の方がしゃべりが強いから、お兄ちゃんが泣かされる方が多くて、「ひどいこと言われた! バカって言われた!」って泣きついてくる(笑)。

A (笑)。女の子は口が強いよね。僕のところは年が離れてるから、上の子が下の子の面倒を見てくれるし、お母さんも「お兄ちゃんと遊んでね」って言えるから楽みたいです。上の子はしっかりしてきちゃうよね。両親もどうしても上の子にガマンさせちゃうから、難しいんだけど。

C そういうときわが家は、ご褒美は最優先で1番上の子からあげるようにしてます。本でもゲームでも、何を買うにしてもまずお姉ちゃんから。「頼りにしてるよ」って気持ちも込めてね。うちの一番上のお姉ちゃんはすごくしっかりしてて、下の子に洋服着せたりベビーカー押したり、なんでもしてくれるので助かってます。

家族サービス悲喜こもごも

――休日の家族サービスは?

A 休日は疲れちゃって極力寝ていたいんだけど、朝起きると「お弁当できてるよ!」って言われるときがあります(笑)。そういうときはもう出掛けるしかないので、子供たちと公園に行ってひとしきり遊んだら、そのまま芝生で昼寝しちゃったりしてます。

C 公園で寝るのって気持ちいいんですよね(笑)。

B うちは休みが平日なので、子供と生活が合わなくて。たまに泣きながら「もっと遊びに連れていって!」って訴えてくるので、かわいそうなんですけどね。だから休みが合ったときには、必ずどこかに出掛けるようにしてます。

C 僕、子連れでどこかに行くの好きなんですよ。むしろ、嫁さんは「寝てていいから!」って。その方が自由に遊べるんです(笑)。大したところには行かないんですけど、街に出て買い物したり、公園に行ったりしてます。

夫婦の時間どうやってとってる?

B 逆に、夫婦の時間ってとりますか? 僕は結婚するときに「子供たちは大きくなったら絶対にいなくなるんだから、夫婦ふたりの関係もしっかり考えておきなさい」ってアドバイスされたことがあって。だから休みの日はふたりでカフェに行ったり、散歩に行ったりもするんですよ。

AC へえー!

B 普段はなかなか家内の話も聞けないので、こういうときにじっくり話をすることにしてます。

A そうやって話を聞いてあげるのは重要だね。

B でも、それに対してこっちから意見をするのはタブーだったりする(笑)。

C 答えを求めてないんだよね。

B だからひたすら聞き役に徹して、じっくり聞く。

A うちの場合、仕事の打ち合わせもあるから、ふたりの時間はわりとあるかな。でも、改めて夫婦でご飯に行ったりすると話すことなくなっちゃって(笑)。

C 一緒に仕事してるとね(笑)。そういうときは思い出の場所に行くのもいいですよ。うちは1年に1回必ずそういうところに行くんですけど、思い出話ならいくらでもできるし、「よし、今年ももう1年頑張ろうか」っていう気分になれます。

A あ、それいいな!

あえて遅く帰るほうがいいこともある!?

B 家族と話をするのは大切だけど、仕事で落ち込んで「ちょっと今日は話すのがきついな」っていうときには、どこかで時間を潰して遅く帰ることがありますね。

A 僕も時々やるなあ。うちは中途半端な時間に帰ると、怒られるんです(笑)。たとえば8時くらいに家に着くと、子供たちはお風呂に入って寝る体制になってる。でも僕が帰ってくると「パパ! パパ!」って子供たちが寝なくなっちゃうから。

B ああ、なるほど。

A 早く帰ってくるんだったら、一緒にご飯食べて、お風呂に入れて、一緒に寝てくれって。だから微妙な時間のときは、喫茶店とかで時間を潰してから帰ります。奥さんもそう言っているので、あえて遅く帰る方が、両方にとって楽なときもありますね。

「コミュニケーション不足を補うことが大事です」

――最後に、皆さんが大切にしている家庭運営の智慧はなんですか?

C 耐え忍ぶこと。

B どっちが?(笑)。

C それはもうお互いに(笑)。というのは冗談で、信頼関係を大事にすることです。多少家の中が散らかっていても文句は言わないっていうのも、信頼してるからこそだと思うんです。

A 家の中で自分が歩く動線さえ確保できればいいやってね(笑)。うちも奥さんの教育方針に関して反対はしないし、奥さんも奥さんで「パパは頭がいいのよ。勉強で分からないところがあったらパパに聞いてね」ってさりげなく僕を立ててくれる。パパの愚痴を子供に言わないでいてくれるのには、すごく感謝してます。

C “お互いを立てる”ってことですね。Bさんはどうですか?

B うちはやっぱり、ふたりの時間を大切にすることです。最近は子供が小学校に上がって、それぞれ好きに遊ぶようになってきて、「本当にふたりになるんだな」って実感が湧いてきました。一定量の男女の部分は残してる感じです(笑)。

C そういう時間をとらないと、感謝の気持ちも薄れてくるよね。

A ちゃんと補充し合わないと。水をあげないと、花は枯れるからね(笑)。

B ふたりとも忙しいから、帰ってくると両方とも枯れてるような状態で(笑)。だからこそ、コミュニケーション不足を補うのは大事なことだよね。

――お父さんも家族のために、いろんな智慧を生み出しているんですね。普段はなかなか聞けないパパの苦労や工夫を語っていただき、ありがとうございました!