障害児、不登校児の 聖なる使命(2015年1月号)

〈質問〉私は不登校児支援「ネバー・マインド」と、障害児支援「ユー・アー・エンゼル!」のボランティア活動をしています。ユー・アー・エンゼルは、その名称が“異次元発想”的といいますか、一般の方から「どうして天使なの?」と驚かれたり、車椅子の女の子が自力で立ち上がるといった奇跡も起きています。またネバー・マインドという言葉自体が、不登校の子供たちの勇気になっています。未来を悲観していた生徒らが自信と学力をつけ、受験にもチャレンジし、見事合格したりしています。今後もこの運動を大きくしていくための指針をお教えください。

セルフヘルプ型の社会と弱者救済の機能

全般的には「セルフヘルプ型」、自助努力して皆が自分の足で立てるような方向でなければ、高度成長期を経たこの国は、沈んでいってしまいます。
ですので、そちらの方向に持っていけるように、自分を鍛えて強くし、働いていい仕事ができて、伝道もできる方向に導いてはいます。けれども、どうしても欠ける部分、それでは救いきれない面が出てくるんです。
そうした「弱者救済」の面は、従来より伝統的な宗教が気にしている部分です。たとえば都知事選などの争点を見ても、福利厚生や高齢化する都市部を今後どうするのか、といった医療を含めての問題も確かにあり、自助努力だけでは済まない面もあるのかもしれません。ですので、制度的に守れるものがあれば、それはやらなければならないとは思います。

(中略)

 

この世における、ハンディキャップを持った方の役割

ウサギにしても、あのようにピョーンと跳べるのが普通だと思ったら間違いで、跳べないことだってあるわけです。それで、ときどきそういう立場の人が一定の比率で出ることで、世の中が実は健全化している面があるんです。皆が皆、当たり前のことのように恵まれていると、普通ではなくなるんですね。全部IQ180の人をクラスで集めたら、皆“普通の人”になってしまうのです。それと同じようなもので、勉強の出来不出来があったり、運動神経に出来不出来があったり、からだの機能にもいろいろな差があったりすることで、世の中が勉強になる面があって、相対的にできているところがあるのです。

 

人々の宗教的使命を呼び覚ます機能として

それもやはり宗教の一機能であり、そうした人のなかに、多くの人から「善なる心」を引き出そうとする使命が、実はあるのです。「善なる心」、「優しい心」……。皆、“性善説”的な心を持っています。普段は、自分と似たような立場にある人とは激しくライバル競争をしている人でも、ユー・アー・エンゼルやネバー・マインドで、困っている人たちを見ると、何とか助けてあげたいなという気持ちが起きてくる。これなどもやはり、宗教的な使命を忘れないためには、非常に必要な部分だと思うのです。

大川隆法 Ryuho Okawa

幸福の科学グループ創始者兼総裁

1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。86年、「幸福の科学」を設立。2016年には立宗30周年を迎え、信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。説法回数は2,500回を超え(うち英語説法100回以上)、また著作は28言語以上に翻訳され、発刊点数は全世界で2,200書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。また、映画「君のまなざし」(2017年初夏公開)など、11作の劇場用映画を製作総指揮している。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)の会長でもある。

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