正しい洗顔が肌年齢を決める 「美肌を磨く洗顔術」座談会

Illustration by Mika Kameo

読者が実践している洗顔法やおすすめ洗顔アイテムとは?
美肌育成の鍵、“正しい洗顔法”を徹底検証します。

 
K 一時期、「洗わない洗顔」っていうのが流行りましたよね。

M あれは無理ですよ。以前、「洗わない洗顔」を実践してる人の肌を見たんですけど、鼻の周りとかあごとかに角栓がたまりすぎて、白いコケみたいになってました。

C ……なんですか、それ。顔を洗わないと、角栓や角質がたまって、ゴワつきやシワ、くすみの原因になりますよ。

K 水道水で洗わないで、化粧水でふき取ったりするのはいいですよね。私、夏は毎朝洗顔料を使いますけど、冬はぬるま湯だけです。

C 私も朝はだいたいぬるま湯で洗い流すだけ。あとはそのときの肌の状態によって洗顔料を使ったり、化粧水で湿らせたコットンにオイルを数滴たらしたものでふき取るだけにしたり。10代~20代前半くらいの皮脂分泌が多い世代だったら、朝は毎日洗顔料を使っていいと思いますが。

M 朝、洗顔料で顔を洗った日は、なんとなくメイクが崩れやすい気がするんです。なので最近は、朝はぬるま湯だけで洗ってます。

C 皮脂を取ったらその分しっかり保湿しないと、よけい分泌されちゃうんですよね。

K 洗顔料はどんなタイプを使ってますか?

C 肌状態によって使い分けています。しっかり取りたいときは、酵素系のものを。スクラブはちょっと苦手なので。

K 私はすごいスクラブ好きなんですけど、やりすぎちゃうので、今年は少し控えてます(笑)。

M スクラブが苦手な人は酵素がおすすめですよね。

C 酵素はこすらなくてもいいので、肌への負担も少ないですし。

M 酵素ってたんぱく質や皮脂を分解するんですよね。泡を乗せて少し時間を置くと、さらにつるっとします。

K 私もつけ置き洗いします(笑)。

C でもあまり時間を置くと肌の負担になるので、乾燥肌や年齢肌は、ほどほどで。洗う時間は10~20秒がベストっていいますよね。

K 泡立てに関しては、なにが正解? って思ってる人も多いかも。

C 泡の質とか? スカスカの泡じゃなくて、密度のしっかりした泡がいいですよ。洗浄力とか肌への負担が全然違うので。量よりも質が大事です。

M ネットで泡立てるより手で泡立てたほうが、キメが細かい泡ができますよね。

C でも手だけでやろうと思うとたいへん。時間もかかるし。

M ネットで泡立てたあと、手でさらに泡立てると、簡単にいい泡ができますよ。そういえばうちの旦那、「シャボン玉石けん」を使い始めたら、肌荒れが治ったんです。シャボン玉石けんって、食べても大丈夫な素材でできてるらしいですね。うちはいま、子どもも全身シャボン玉石けんで洗ってます。

C 肌にトラブルがある人は、できるだけ入ってる成分が少ないものを使うといいんです。固形石けんは、フォームとかに比べて成分がシンプルだからいいのかも。

M 私、今年の冬の間ずっと、髪の毛を洗ったあと、そのままの40℃くらいのシャワーのお湯で顔を洗ってたんですよ。人肌くらいのぬるいお湯が冷たくて。そしたら、顔がものすごくたるんだんです! 熱いお湯で顔を洗ったら老けるんですね。この冬、実感しました。

C 熱いお湯で洗うのは危険です。気づいてよかったですね。

K ……どうしよう。私、熱いお湯で洗ってます。反省部屋に行かなくちゃ(笑)。

M でもちゃんと改善するんですよ。それに気づいて、すぐぬるま湯洗顔に戻して、化粧水をつけるときに顔の加圧マッサージを始めたんです。ほうれい線を中指全体で押して、血管がトクトクしはじめたらパッと離す。フェイスラインも手の平で包むように圧迫して同じように。これを続けていたらたるみが改善しました。

C 某メイクさんがおすすめしてるマッサージですよね。私もたまにやってます。毎日やると、そんなに効果があるんですね。

K でも私、熱いお湯のあと冷水使ってるので大丈夫ですよね?

C それダメなんですよ。肌は急な温度変化に弱いから、熱すぎても冷たすぎても刺激になるんです。

K ほんとに? 氷水で顔を洗ってる人とかいるけど、あれは?

M だめって聞いたことがあります。私もやってたことがありますけど、冷水洗顔で毛穴なんて引きしまりませんでしたよ。

C そうですね。冷水で洗っていると赤ら顔になる可能性があるので、やめたほうがいいですよ。洗顔は人肌のぬるま湯が基本です。

M 以前、洗顔の講習会で習ったんですが、顔に手を触れず、水を下から上に、髪の生え際まで何度も水をかけながらすすぐのがいいって教えてもらいました。難しそうだけど、慣れれば簡単にできるようになりますよ。

K 習慣の力ですね。泡で洗うというのも最初はよくわからなかったけれど、慣れるとふつうにできるようになりますしね。

C 洗顔の基本は、洗うときも、すすぐときも、タオルで顔を拭くときもゴシゴシこすりすぎないこと。すすぎはしっかり。肌状態は食生活や、ストレスなどによっても変わってくるので、皮脂過多が気になる人は、洗顔料や洗顔法を見直すほかに、油ものを控えたり、睡眠をきちんととるなど生活面を見直す。そんなところですかね?

M そうですね!

K 私、この座談会やってて本当によかったです(笑)。

 

(左下)洗顔料でいちばん好きなのが、HACCIの固形タイプ。きちんと落とすのに洗い上がりの肌はしっとり。ミニサイズ(左上)もあるので気軽に試せますよ。(中)こちらもHACCIのクリームクレンジング。香り、テクスチャー、落ち、洗い上がりすべてが素晴らしいです!(右)ディープクレンジングは酵素派。オルビスのパウダーウォッシュは、強すぎないマイルドな使用感が好き。(本誌美容ライター 千馬有希子)

 

いままで何度もリピートしているシャネルの洗顔料。香りがとにかく好き。ネットを使わなくても、弾力のあるふわふわ繊細な泡ができるんです。洗い上がりはすっきりなのにしっとり。黄ぐすみまで取ってくれるそう。(読者代表 清田ミシェさん)

 

(左)皮脂ケアで使っているのが、「TSURURI」。スクラブ入りのクレイで、簡単なメイクなら落とせちゃうんです。肌がつるつるになりますよ。洗顔とクレンジングは、最近オルビスがお気に入り。(中)洗顔料はジェルの泡立たないタイプです。ジェルなので、肌に指を触れずに洗顔できて、落ちがよく乾燥もなし。(右)ジェルクレンジングはオイルが入っていないのに落ちが抜群。唇が弱くて、クレンジングで荒れることが多いのですが、これはまったく荒れませんでした。(ヘア&メイクアップアーティスト 蓑田美那さん)

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