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ご近所トラブル

いまの家に引っ越してきてから16年間にわたり、わが家の裏に1年前から住み始めた男性(元高校教師、64歳)から嫌がらせを受けています。家を建てた際には、家の工事中に基礎を壊され、3カ月間工事が止まってしまいました。工事が再開されても大工さんたちに文句を言い、大工さんたちが出入りするためのキーボックスから鍵を盗んで合鍵を作り、家に侵入していた様子。玄関の鍵はすべて取り替えましたが、いまでも度々敷地内に侵入され、色々なものをいじられたり、ごみを投げ入れられたりします。警察を何度も呼びましたが、現場を押さえることができず捕まえてくれません。車もときどき開けられてしまうので警報器をつけましたが、わざと鳴らして逃げられてしまいます。また、出かけるときにはどこにでも尾行や先回りをしてきて、いつでも見張られているような気がします。やめさせるにはどうしたらいいでしょうか。(50歳・女性・専業主婦・子ども2人)


 

現実的に手堅く守りを固める

長年の心労、さぞお辛いことでしょう。 解決のために、まず、自分でできることを再確認してみてはいかがでしょうか。たとえば防犯ライトの設置や、防犯カメラを死角ができないように設置すること。証拠があれば、なぜそんな嫌がらせをするのかを相手に問うこともできます。また、相手が特定できなくても、被害をその都度ノートに記録しておけば、それをもって警察に行き、パトロール強化を依頼することもできます。それから、町内の人たちと日ごろからよくコミュニケーションをとり仲良くしておくと、相談に乗ってくれたり、いざというとき、力になってくれると思います。 また、「常に尾行されているような気がする」ことについては、やや取り越し苦労も混じっているかもしれません。あなたご自身には、やましいことなど何もないのですから、鷹揚に構え、余計な心労はつくらないことです。

 

心の目で問題を見直してみる

そのように合理的にやるべきことをやりながら、次は改めて今回の問題を心の目で見直してみましょう。16年前、基礎工事を妨害されたその発端、原因は何だったのか。今日に至るまで、なぜそこまで執念深く嫌がらせをしてくるのか。 相手の言動やそのときの自分たちの対応などを客観的にノートに書き出し、ひとつひとつ心の目で見てゆくのです。相手はなぜそう言ったのか、それに対して自分はなぜそう言い返したのか。相手はなぜその行動に出たのか、それに対して自分はどのように思い、何をしたのか、それはなぜか。誤解されるような言動はなかったか……。そうしたことを、相手の立場や、自分を離れた善良なる第三者の目など、さまざまな角度から見つめ直してみましょう。「ああ、あのときのことを、相手はこのように受け取ったのだ」「相手の心に刺さったピンはこれだったのだ」といったことが発見できれば、問題の解決の糸口になります。相手と話し合うことも可能でしょう。

 

「人生の問題集」の 意図を見抜く

これはあなたの「人生の問題集」かもしれません。それがあなたに何を教えようとしているのか、考えてみてください。 それは、たとえば「自分の課題は弱さを乗り越え強くなることだ」「智慧を使って正義を実現することだ」など、何らかの自己変革の課題を教えてくれているのかもしれません。 あるいは、相手は何らかの心の闇を抱えているのかもしれません。相手も家庭を営んでいるのですから、極悪人ということはないのではないでしょうか。幸福の科学には「与える愛」の教えがあります。あなたが自分に辛く当たる人に対しても幸せになってほしいと思えるなら、あなたの魂はさらに向上し、徳が出てくるでしょう。  最後に、不当な嫌がらせに対しては、毅然とした態度で臨みつつも、「笑顔」は忘れないようにしましょう。笑顔は敵意を消します。笑顔でまっすぐな生き方をするためにも、神様や守護霊様にお導きを祈りましょう。 愛と善念にあふれて、明るく積極的なオーラを出していれば、誰もあなたを傷つけることはできないのです。

『忍耐の法』

『忍耐の法』

人生、山あり谷あり。しかし、実は辛いときこそ、新たな自分となるためのチャンスと思い、明るく力強く前進していくことが大切です。本書には、蛹から蝶へと変身し、素晴らしい未来を掴むためのヒントが満載です!

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金澤由美子 Yumiko Kanazawa

幸福の科学 指導研修局長

幸福の科学 指導研修局長。1986年幸福の科学に入会。1989年入局し、支部・本部・精舎勤務を経て現職。その間、数多くの悩み相談を行う。本誌2014年3月号から2015年8月号まで読者からのお悩み相談ページを連載。