「従軍慰安婦」報道の背景にあるもの 幸福実現党・釈量子党首 連載vol.5

“国の誇り”の原点に女性あり! 「従軍慰安婦」報道の背景にある偏った「日本女性像」とは?

「自分が女性であること」を読者の皆様はどうお考えですか? 「人間は永遠の生命を持ち、転生輪廻をくり返している。女性に生まれることもあれば、男性に生まれることもある」と信じる私にとって、性別は「履修カリキュラム」の一環のようなもので、生まれた性の特性を満喫しつつ、魂そのものの力を発揮できるよう頑張りたいと思っています。

では世界では、日本の女性はどう見られているでしょうか。世界経済フォーラムが世界136カ国を対象に評価した「国際男女格差レポート2013」では、なんと過去最低の105位を記録。女性が強制堕胎させられることもある中国が69位に入っていることを見ると、額面通りに受け止める必要はないと思われますが、欧米メディアは日本を「男尊女卑の国」と認識し、報道しているのです。こうした国際世論の中で、「従軍慰安婦」の問題も語られてしまっています。

「従軍慰安婦と言われている女性たちは単なる民間の売春婦であって、“従軍”という強制性はなかった」「新築の家25軒分の額を蓄財した慰安婦もいた」といった事実を知ると驚く人も多いのですが、いま韓国が盛んに流布している「sex slave(性奴隷)」という表現が、奴隷売買の歴史を持つアメリカにおいては一層ショッキングに響き、日本の深刻なイメージダウンをもたらしています。韓国が主張する誤った歴史認識を正し、国を挙げてメディア戦略に乗り出すなど、包括的な取り組みが必要です。

日本は決して女性を貶める国ではありません。確かに現在、国会議員の女性比率は約11.4%、民間企業の女性管理職は約11.6%、課長以上の女性官僚はわずか2.6%、待機児童の解消や再就職支援などへの取り組みが急がれるのは事実です。しかし、“日本の原点”には誇るべき女性の存在があります。皇室のルーツは日本神道の主宰神・天照大神です。日本で統一国家の出発点に位置する邪馬台国を治めたのも、徳高い女王・卑弥呼でした。日本の女性には、欧米的視点ではわからない「国の誇り」を体現できる精神文化があります。日本が国際社会で責任を果たしていく上で、日本女性には、「魂の尊厳」を掲げて新しい文明の担い手になっていく天命があるのではないでしょうか。

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釈量子 

幸福実現党党首

1969年11月10日、東京都小平市生まれ。國學院大學文学部史学科卒業後、大手家庭紙メーカー勤務を経て、1994年に宗教法人幸福の科学に入局。学生局長、青年局長、常務理事などを歴任。幸福実現党女性局長などを経て、2013年7月幸福実現党党首に就任。

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