ザ・リアル 夫のホンネ座談会 僕たちがアガる言葉↗ヘコむ言葉↘

夫は日ごろ、妻のどんな言葉に喜び、ヘコんでいるのか―― そのホンネを探るべく、既婚男性3名の覆面座談会を開催しました。

編集部(以下、――)本日はお集まりいただき、ありがとうございます。さっそくですが、みなさんが奥様から言われて傷ついた言葉を教えていただけますか?

 うちは僕も奥さんも歌手をしていて同業なんです。奥さんは僕の歌をほめてくれるんだけど、正直、ダメ出しが一番きついのも奥さんで(苦笑)。身内ってストレートじゃないですか。「私が一番のファンだよ」と言いながら、ぽろっと出た言葉がキツくて、「そこはあえて、ほめて……」と思っちゃいます。もちろん、愛情があるからこそ言ってくれてるのはわかってるんですけどね。

 うちは最近、子どもの前でも夫婦ゲンカをするようになってしまって、妻が、「こんな人と結婚しなきゃよかった!」とか軽く言うんですよ。僕とふたりだったら別にいいんだけど、子どもの前で言うと子どもがかわいそうで。

 うちもふたりのときはしょっちゅう言われる(笑)

 実は最近も離婚の話が出たんです。お互い本当に忙しくて、すれ違いで。それで言い合いになったとき、妻から「もう別れる!」って散々言われたんです。僕は、「まあまあ」と止めたんだけど。でも、離婚話も今に始まったことではなかったので、僕も考えてはいて、次に子どもの前で「別れよう」と言われたら、本当に別れようと思っていたんです。そしたら、次にケンカしたときは、「別れよう」とは言われなかったんですよね。それでまさに今日、ここに来る前に車の中で、「実は、僕はそう思ってたんだよ」っていう話をしたら、妻はすごいびっくりして、「あのとき『別れる』って言わなくてよかった」って。「そういう風に考えてるなんて思わなかった……」って、結構ショックだったみたいです。

――女性が感情にまかせて言ってしまったことを、男性はリアルに考えていたりするんですね。

 そうそう、妻は「そこまで真剣に考えていなかった」って言ってました。感情的になって、軽はずみに言っちゃったようです。

――逆に、奥様に言われてうれしかった言葉はありますか?

 妻から直接言われたことではないんですけど……。今、上の息子が怪獣の絵を描いて、「レベル50」とかってランク付けをする遊びにハマっているんです。それが最近、家族にレベルをつけるようになって(笑)。弟は50レベル、ママは100レベルだったのに、パパは1万レベルだったんです! たぶん奥さんが普段から、「パパはすごいんだよ」、「パパのおかげで、ご飯を食べられるんだよ」とほめてくれているからだと思います。僕からも教育上、そういうふうに言ってと頼んでいたんですが、「1万レベル」を見たときに、本当に言ってくれてるんだなってうれしかった。

――Cさんはいかがですか?

 うちは子どもが中高生なので、家で進学の話がよく話題になるんです。早稲田、慶応とか、あと明治、青学、中央の〝マーチ〟とか? 私はその話についていけなくて、いつも置いてけぼりだったんですけど、家内があるとき、「お父さんだってすごいのよ」って。「若いころ、1500人受けて60人しか通らない劇団のオーディションに合格して、なおかつ最後の2、3人に残ったの。これは東大に行くよりすごいのよ」って言ってくれたんです。おっ、よくわかってるじゃないかと(笑)。家内が助け舟を出してくれて、父親として、少しは浮かばれたかな。お母さんから子どもに、お父さんのいいところをどんどん言ってくれるとうれしいですね……

 

Aさん:介護職。37歳・結婚11年目。一男二女の父。年初、坊主にして心機一転。近々、映像関係の仕事に転職予定。

Bさん:歌手。42歳・結婚14年目。二男の父。最近、ふたり目の息子が生まれたばかり。

Cさん:会社員。51歳・結婚19年目。三男の父。休みの日には腕をふるって料理するマイホームパパ。

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