幸福の科学 総本山・未来館館長 鶴川晃久さんインタビュー 前編(2013年2月号)

未来の法

2012年12月17日に発刊された幸福の科学・大川隆法総裁の新刊『未来の法』。ベストセラーとなっている本書の魅力について、幸福の科学 総本山・未来館(栃木県宇都宮市)の鶴川晃久館長(当時)にお話を伺いました。

 


 

なぜ今、『未来の法』なのか

『未来の法』では、ズバリ、人間の「思いの力」「信じる力」というものが、どれだけ偉大なものであるかということが語られています。心の力こそが、夢を叶えるための原動力であるんですね。

なぜ今、『未来の法』なのか。

それは、やはり、世の中の人々が夢を描けなくなっているから、未来が見えなくなっているからだと思います。テレビをつければ、政治は混沌としており、経済 も、長引く不況、リストラ、就職難といった暗いニュースばかりです。そして、2011年の東日本大震災。あの震災とその後の報道が、日本人の心に暗い影を 落とす大きな原因になったと思います。

 

暗い時代だからこそ 思いの力を信じるべき

日 本人はよく、空気に流されやすい国民であるといわれますよね。自分はいつも通りの生活を送っていても、将来の不安を煽るようなニュースばかり見ていると、 「日本はもうピークを過ぎていて、衰退していくしかないんだ」といった思いに、いつのまにか囚われてしまう。「未来は暗い」という集合想念ができあがっ て、日本全体が、何か未来に対する不安や恐怖心に支配されているような感じですね。これが今、非常に問題であると、私は思っています。

そう した時代であるからこそ、あえて、「思いの力によって未来は開けるんだ」と、「夢というのは、思いの力を使って叶えていくものなんだ」という『未来の法』 のメッセージを発信していかなければなりませんし、そのように考える人が、世の中にたくさん出てこなければいけないと思っています。

 

その人が考えていることが その人自身である

「思いの力」について、私が幸福の科学で学んで、とても感銘を受けた言葉があります。それは、「あなたが考えていることが、あなた自身である」という言葉です。

この『未来の法』にも述べられていますし、同様のことを仏陀やソクラテスといった古の聖人、賢人たちや、ウィリアム・ジェームズやエマソンといった近代の思想家も言っていますが、これって、実はすごい法則だと思うんです。 

「その人が考えていることが、その人自身である」ということは、「自分の思いや考えが、現在の自分をつくっている」「自分の人生に対する責任は、自分の思いにある」ということです。それは、「自分の不幸は自分の責任である」ということでもありますが、逆に言えば、「自分の思いや考え方次第で、自分は幸福になれる」ということなんです。

心のなかに夢や志、理想を持ちつづけることができたならば、その夢は叶っていく、現実化していく。これが、「思いの力の不思議」であり、「秘密」なんですね。

「夢を叶えたい」と言いつつ失敗する選択をしてしまう

たとえば、「あなたは幸せになりたいですか」と聞いたら、みんな「幸せになりたい」と答えると思うんです。「夢を叶えたいですか」と聞いたら「叶えたい」と。でも、はたから見ていると、ネガティブなことばかり考えていたり、チャンスが来てもチャレンジしなかったり、あえて不幸になるような選択をしている人が、けっこういらっしゃるのではないかと思います。そして、「こういう時代だから成功しない」とか、「生まれ育った家庭環境がこうだから、うまくいかない」と言う。

あるいは、過去に囚われている人もいます。「あのとき、親にこう言われた」「友人にこう言われた」といった「ひと言」に縛られて、自分はこういう人間だと決めつけている。自分はダメな人間だと、自己卑下している。でも、そのように過去に囚われて力を発揮できないのは、とてももったいないと思うんです。

成功者はみんな「思いの力」を使っていた

こういうことを言うと、「思いを変えるだけで夢が叶うんだったら、みんな簡単に成功できるじゃないか。人生、そんなに甘くないよ」と言う方もいらっしゃいます。確かに、それも社会の現実です。でも、その現実は、乗り越えていくことができるんです。本当に思いが変われば、発する言葉も、行動も変わってくるからですね。同じような時代環境、同じような家庭環境に生まれても、一方で夢を叶える人がいて、一方で夢が叶えられない人がいます。夢を叶えて成功している人は、「いかなる環境であろうとも、思いによって自分の人生は変えていくことができる。夢は叶えていくことができる」ということを心の底から信じて、実践している人たちなんですね。

 「思いの力で成功する」と聞いて、「ああ、そうですか」で終わる人と、「私も思いの力で成功したい」と強く思う人がいる。「思いの力で成功したい」と「思った」時点で、すでにあなたは「思いの力」を使っているんです。

日々、心に夢を描き続ける「夢人間」になる

確かに、世相が厳しいことも事実ですし、子どもが学校でいじめられたとか、ご主人が仕事で悩んでいる、嫁姑問題があるなど、それぞれのご家庭で抱えている問題もあると思います。「夢なんてとても描けない」という気持ちになることもありますよね。

でも、夢というのは、一回描いたら終わりではないんです。日々、心に描き続けることが大事なんです。昨日は夢を持って、積極的な思いで一日を終えられたけど、今日は家族の問題で現実に戻されてしまったとか、そんな日々のくり返しですけれども、心のなかに夢を持てる日を、一日一日、増やしていく。月に一回、夢を描けたら、それを週に一回、描けるようにしていく。毎日一回、描けるようにしていく。さらに、一瞬一瞬、心に夢を持って生きることができたならば、あなたは「夢人間」です。世間がどうあろうと、人生がどうあろうと、心のなかに夢を失わない人間ですね。たとえ、一度夢をあきらめたとしても、再び夢を描いていく。そのような人のところには、必ず、その夢が現実として引き寄せられていきます。

「思いの力」のなかで最大の力は「信じる力」

そして、「思いの力」のなかでも最大の力というのが、「信じる力」です。「信じる力」は、「信じる心」「信仰心」と言い換えることもできます。ただ、残念ながら現代の日本では、「信仰心」や「宗教」というと非常に偏見を持って見られる風潮がありますね。「宗教は心の弱い人たちが集まって、慰め合う世界なんでしょう?」と言われることもあります。

でも私は、宗教は人を強くするものであり、「思いの力」を最大限に引き出してくれるものであると思っています。なぜなら、「思いの力」の根源は、人間の心のなかに宿る、神の子、仏の子としての性質だからです。今、失敗や挫折に打ちひしがれている人であっても、心の奥には神の子、仏の子としての光が宿っている。すべての人に、「個性という名の花」が与えられているんですね。

それに気づいた人は、自分の人生に自信を持つことができます。自信を持って生きることで、美しい個性を花咲かすことができます。ですから、宗教というのは、一人ひとりを力強くするものであり、光り輝かせるものであり、未来への希望を与え、人生に喜びや生きがいを与えてくれるものなんです。

「愛の人生」「利他の人生」を生きる人は魅力的

一方、「人間は偶然この世に生まれてきた」「死んだら終わりだ」という考え方は、結局、「今、楽しければいいじゃないか」という刹那的な人生観に行きつくんですね。なかには、「他の人を蹴落としてでも成功したい」と思う人も出てきます。でもそれは、とても寂しい人生だと思うんです。

信仰は、「自分が神の子であるのと同じように、他の人もまた神の子であり、尊い存在なのだ」「自分が夢を叶えると同時に、周りの人にも幸福になってほしい」という人生観をもたらします。そうした「愛の人生」「利他の人生」を生きる人は、強い人であると同時に、「魅力的な人」です。魅力的な人のところには、たくさんの人が集まってきます。人を愛する人はまた、人からも愛される、豊かな人生を送ることができるのです。

『未来の法』

『未来の法』

2012年12月17日に発刊された幸福の科学・大川隆法総裁の新刊『未来の法』。ベストセラーとなっている本書の魅力について、幸福の科学 総本山・未来館(栃木県宇都宮市)の鶴川晃久館長(当時)にお話を伺いました。

続きは本誌へ
記事DATA

鶴川晃久 

幸福の科学 総本山・未来館館長(当時)

1974年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、幸福の科学に奉職。専務理事、事務局長、千葉正心館館長などを経て、2012年11月より現職。

総本山・未来館 

〒320-0043 栃木県宇都宮市桜3-2-48
TEL : 028-611-4777
FAX : 028-611-4778

公式サイト