良妻の条件⑥家庭では男を立てる(2011年4月号)

女性の徳は家庭で男を立てるところにある

前回は、日本の伝統的な女性像、すなわち、「男を立て、縁の下の力持ちに徹する」ということが、女性の器の大きさであり、女性の徳になる、ということを述べました。これまでさまざまな角度から「良妻の条件」について述べてきましたが、今回で最終回となります。

この法話で、私が特に述べたかったことは、良妻の条件はいろいろあろうと思いますが、「家庭のなかでの女性の徳は、やはり、『男を立てる』というところにある」ということです。

男は、立てないと、どうしても偉くなりません。それは、父親であろうと息子であろうと同じです。「駄目だ。駄目だ」と言って、男をあまりに裁くのはよくありません。父親や息子を立てて、「一家を背負っている」という自覚を持たせることが、とても大事ではないかと思います。

 

子供に負けてあげることが親の義務

もし、子供との間に葛藤があるのなら、おそらく、母親がコントロールしようとし過ぎているからだと思います。頭のよい母親の場合、中学生や高校生の子供に、いろいろと教えたくて、意見を言いたくなるものです。しかし、子供は、どんぐりの実が木に成長していくように、自然に成長していくものなのです。「親は突破されなければいけないのだ」ということを知っていなければいけません。

要するに、子供に負けてやることが親の義務です。負けてやらなかった親というのは、駄目な親なのです。したがって、どこかで上手に負けてやらなければいけません。

子供が親を乗り越えていかなければ、教育は失敗です。やはり、親を乗り越えさせなければいけません。乗り越えさせないように、あまりに抑えつけたり、条件をたくさん付けたりするのは、よくないことなのです。

そして、親は、子供に抜かれていくことに対して、喜びを感じなければいけません。

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大川隆法 Ryuho Okawa

幸福の科学グループ創始者兼総裁

1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。86年、「幸福の科学」を設立。2016年には立宗30周年を迎え、信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。説法回数は2,500回を超え(うち英語説法100回以上)、また著作は28言語以上に翻訳され、発刊点数は全世界で2,200書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。また、映画「さらば青春、されど青春。」(2018年初夏公開)など、12作の劇場用映画を製作総指揮している。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)の会長でもある。

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